50代夫婦の家づくり体験談

|50代の家づくり実話|

「あと20年、家賃14万払い続けるの?」
55歳・子供が独立してから、夫婦2人で平屋を建てた話

山下 涼子(55歳・パート)/ 千葉県 / 2024年12月 完成

はじめまして。山下涼子と申します。 夫は58歳の会社員、私は55歳でパート勤務。娘は結婚して家を出て、息子も社会人になり、 今は夫婦2人だけの生活です。

「もう年だし、賃貸のままでいいか」
そう思っていた私たちが、なぜ55歳で家を建てることにしたのか。
そして「思ったより現実的だった」と感じた理由を、正直に書きます。

きっかけは「賃貸更新料10万円」の請求書

我が家は千葉県の3LDK賃貸マンション。家賃14万円で、住んで15年になります。
子供2人が巣立ってからは、正直「広すぎる」と感じていました。使わない子供部屋、 床にほとんど物を置かないリビング…。

でも、動き出したきっかけは些細なことでした。
2024年の春、2年ごとの賃貸更新料10万円の請求書が届いたんです。
夫がそれを見ながら、ぽつり、と言いました。

「これ、あと20年払うんだよな…」
「14万×12ヶ月×20年で、3,360万か…家、建つな」

その日から、私たちは「本当に賃貸のままでいいのか?」を真剣に考え始めました。

「50代で家?」の思い込みが、崩れた瞬間

最初は反対でした。
「今から住宅ローン組んで、返せるの?」
「頭金だけで貯金なくなるんじゃ…」
「子供の結婚資金や、老後の医療費もいるのに…」

不安ばかりで、正直、行動する気力が湧きませんでした。
でも、賃貸を続けても不安。動いても不安。どっちにしても不安なら、 「本当のところがどうなのか、聞くだけ聞いてみよう」と、夫と決めました。

そこで見つけたのが、ファイナンシャルプランナー(FP)への無料相談でした。

▼ FP相談で聞いたこと
  • 50代でも住宅ローンは組めるのか?
  • いくらまで借りたら「無理なく」返せるのか?
  • 年金生活に入ってからも返し続けて大丈夫か?
  • いま賃貸を続けるのと、どちらが総額安いのか?

返ってきた答えは、想像と真逆でした。

FP「山下さんのご年収と貯金なら、頭金を1,000万入れて、
25年ローンで月8-9万返済…充分に現実的です」


FP「今の家賃14万から、月々の返済9万に下がる計算になります。
差額の5万は貯蓄や旅行に回せますし、老後の資産にも残ります」

「え、家賃より、家建てた方が安いの?」
FPさんの試算表を見て、夫と顔を見合わせました。
思い込みで20年間、月々14万を捨て続けていたかもしれない…そう気づいた瞬間でした。

FPさんに、次の一手として教えてもらった場所

資金の目処が立ったので、次は「実際にどこで建てるか」でした。
FPさんは、こう教えてくれました。

FP「50代のご夫婦の家づくりは、若い方とはコツが違います」
FP「まずはスーモカウンターに行って、”50代からの家づくり実績が多いメーカー”を
中立で紹介してもらうのが早いですよ」

正直、聞いたことはあったけど、「無料でメーカーを紹介してくれる場所」と イメージしていた程度でした。
でも、実際に行ってみたら想像以上でした。

スーモカウンターで最初に聞かれたこと

  • 「お子様の予定は?(→独立済みとお伝え)」
  • 「これから20-30年、夫婦でどう暮らしたいですか?」
  • 「老後の光熱費・維持費もふまえて、どのくらいの広さがいい?」
  • 「バリアフリーの希望は?平屋か、2階建てか?」

私たちが答えたのは:
・夫婦2人がゆったり暮らせる28坪くらい
・平屋(老後、階段のない生活がいい)
・光熱費が抑えられる高断熱の家
・孫が泊まりに来られる、来客用の一室

すると、担当のアドバイザーさんが真剣な顔で言いました。

アドバイザー「その条件だと、大手HMさんの中では”平屋実績が多い3社”に絞れます」
アドバイザー「50代からの家づくりの実績が多いベテラン営業担当を、こちらから指名しますね」

100社近いハウスメーカーから、私たちの条件だけで3社にスパッと絞ってくれる。
しかも担当営業まで指名してくれる
自分で調べていたら、絶対にたどり着けなかったと思います。

🏠 50代からの家づくり、実は現実的です
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FP相談で「無理なく返せる額」を試算 → SUUMOカウンターで「合うメーカー」を紹介。
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選んだのは、平屋28坪・総額2,800万円

紹介された3社と実際に打ち合わせして、私たちが選んだのは中堅のハウスメーカーでした。
決め手は、「50代の家づくりの実例をたくさん持っていた」こと、そして
「夫婦2人の暮らしを一緒に設計してくれた」ことでした。

▼ 山下家・完成したお家の概要
構造平屋(1階建て)
延床面積28坪(2LDK+客間)
建物本体価格2,200万円
諸費用・外構600万円
総額2,800万円
頭金1,000万円
住宅ローン1,800万円・20年
月々の返済約9.5万円(現家賃14万より 4.5万安い)
完済時78歳(繰り上げ返済で75歳目標)

数字で見ると、こんなに現実的でした。
月々の返済9.5万は、家賃14万より4.5万円安い
差額分は、光熱費が上がった分・固定資産税・修繕積立…に回しても、まだ余ります。

2024年12月、平屋が完成しました

完成した家に住み始めて、半年が経ちました。
今、率直に感じていることを書きます。

▼ 住んでみて変わったこと
  • 光熱費が下がった — 断熱等級6にしたら、真冬でも暖房費が半分以下
  • 階段のない安心感 — 平屋にして本当に良かった。膝の負担ゼロ
  • 庭が持てた — 賃貸ではあり得なかった。夫は家庭菜園、私はガーデニング
  • 孫が泊まりに来る — 客間を作っておいて正解。娘が「泊まれる実家」と喜ぶ
  • 心の余裕 — 「あと20年賃貸か…」の重さから解放された

一番大きいのは、「これが終の住処だ」という気持ちの落ち着きです。
賃貸だと、大家さんの都合で退去せざるを得ないこともある。
毎月の家賃を、老後の年金から払い続ける不安もある。
そういうもやもやが、全部、消えました。

50代のあなたに、伝えたいこと

「もう50代だし、今さら家なんて」
そう思っている方に、私からお伝えしたいことは、たった一つです。

「動く前から、諦めなくていい」

50代の家づくりは、若い方とは違う設計になります。
でもそれは、50代だからこそ選べる自由でもあります。
子育てが終わった。教育費も終わった。ローンを長期で組む必要もない。
だから、本当に自分たちが暮らしやすい家を、コンパクトに建てられる。

もう一つ、大事なこと。
「一人で調べない」ことです。
私も、最初は自分でネット検索していました。でも、情報が多すぎて、 逆に決めきれなくなる。50代の家づくりの情報は特に少なくて、迷子になりました。

私たちの場合、次の2ステップで前に進めました。
①FP相談で「無理なく返せる額」を試算してもらう。
②SUUMOカウンターで「合うメーカー」を紹介してもらう。
どちらも無料で、営業電話もしつこくなかったです。

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  • 「今から住宅ローン組めるか」の相談
  • 50代からの家づくり実績が多いメーカーを紹介
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この記事は、実際に50代で家を建てた山下涼子さん(仮名)へのインタビューをもとに構成しています。

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